家族、親子、そして人と人との絆をつむぐミステリアス・ファンタジー! おとぎ話を最高のスパイスで味付けした11編。
作品そのものはとても素敵な短編集でした。
児童書関連の書籍として出版されていますが、どちらかというと、大人っぽいテイストのミステリーなので、
行間や字の大きさは小学生向きですが、個人的には中高生のミステリー好きの朝読にいかがでしょうか?
短編集なので、時間が短く区切られている朝の時間にはもってこいかも。お薦めします。
柏葉さんはもともとファンタジーの素晴らしい世界をお持ちなので、
そこにちょっと背筋が凍るようなスパイスが効いていて、
大人が読む分にはとっても楽しかったです。
評価を「なかなか」にしたのは、どちらかというと大人目線で書かれた作品かな〜と、思ったからです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子15歳、女の子10歳)
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