まずい。わたしのこころも、破裂しそうだ。 中学入学とともに襲ってきた「尿意」との、孤独なたたかいをつづける真帆。丘の裏に立つ小さな喫茶店<深海>に出会い、引き寄せられていく……。
「深海魚は、浅い海では生きていけないけど、暗くて深い海の底では、ちゃんと生きていける。小さくて壊れそうな体の子どもでも、水圧に負けないよ。それで、ときどき発光しあって、わたしはここにいるって、仲間と合図を交わすんだ」
中学に入ってから真帆は尿意に悩まされることに。
多感な時期に授業中に度々トイレに行くのはやはり行きづらいものがあって、深刻な悩みだろうなと思います。人に言いづらいし、たいした問題ではないと一蹴される
かもという真帆の気持ちがよく分かりました。
真帆とはタイプが違う母親。良い面も悪い面もあります、間なら当然かもしれませんが。
いろいろな人がいます。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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