今は空席だけど、あの場所にタクヤくんは確かにいた。 突然いなくなってしまったクラスメートをめぐる子どもたちと担任の先生のオムニバス・ストーリー
どうしてぼくは、あの席まで歩いていって、タクヤくんに声をかけなかったのだろう。 まわりにほかの子たちがいても、そんなことかまうことなかったのに。 あのとき、星空の下であんなにいろんなことを話したはずだったのに。
注目の現役教師作家による意欲作!
6年生で亡くなってしまうのは早すぎです…。
亡くなったタクヤくんへの各々の思いをいろいろな立場から語られます。
「死」というものを考えさせられました。
こども目線だけでなく担任の先生目線からのお話もあります。
タクヤくんはみんなに愛されていたのですね。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子3歳、女の子1歳)
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