新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

おばあさんのしんぶん

おばあさんのしんぶん

  • 絵本
文・絵: 松本 春野
原作: 岩國 哲人
出版社: 講談社 講談社の特集ページがあります!

在庫あり

原則月曜から土曜は朝8時までの注文で当日発送
※お届け日は翌日以降(詳しくはコチラ

税込価格: ¥1,650

絵本ナビ在庫 残り2

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • Amazon Pay

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

作品情報

発行日: 2015年07月21日
ISBN: 9784062195652

AB/32ページ

みどころ

続きを読む

出版社からの紹介

新聞少年のてっちゃんに新聞を読ませてくれていた老夫婦。その、おばあさんが亡くなり、てっちゃんがはじめて知った事実は・・・。

ベストレビュー

新聞に信頼を寄せていた時代

新聞週間が10月15日から昨日21日まであった。
 最近新聞を読まない人が増えているとよく聞く。
 テレビやインターネットなど情報を得る手段が多様化し、
 その即時性など新聞はもはや絶対ではない。
 それに新聞が正義だとは誰も信じていない。
 戦時中の報道規制をいうまでもなく、平和時であって伝えられることは
 すべてではないし、偏向している。
 今度新聞がどのようになっていくのか、誰もわからないのではないのだろうか。

 この絵本、『おばあさんのしんぶん』は、
 2014年の新聞配達エッセーコンテストで最優秀賞になった
 岩國哲人(てつんど)さんのエッセーが原作となっている。
 それを絵本作家松本春野さんが絵本として仕上げた一冊だ。
 岩國さんがこのエッセーを書いたのは78歳の時。
 少年の日の新聞配達の日々を綴った。
 戦争で早くに父を亡くした岩國少年はどうしても新聞を読みたいと
 新聞配達のアルバイトを始める。
 そんな少年の気持ちを察してか、読み終わった新聞を読んでもいいという
 おじいさんがいた。
 おじいさんが亡くなったあとは、おばあさんが少年にそれを許してくれる。
 そのおばあさんが亡くなった時、実はおばあさんは字が読めなかったことを知る。
 おばあさんは岩國少年のために新聞を購読し続けてくれていたのだ。

 のちにこの岩國少年は出雲市長や衆議院議員となる。
 そして、このエッセーで少年の頃の感謝を綴る。
 この絵本の最後に岩國さんはこう記している。
 「生きる糧として、人生の指針として、いつも傍らにあった新聞」と。
 今もそうであるか、新聞は問われていないか。

 岩國哲人さんは2023年10月6日、87歳で逝去された。
(夏の雨さん 60代・パパ )

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

1,738円
1,760円
2,200円
1,980円
1,430円

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

1,100円
275円
495円
1,848円

出版社おすすめ




いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

おばあさんのしんぶん

みんなの声(13人)

絵本の評価(4.71

何歳のお子さんに読んだ?

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット

閉じる

入荷リクエスト
ありがとうございます

入荷のお知らせが欲しい方はこちら