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近代児童文学を代表する3作家の美しい詩情が織りなすアンソロジー。 図版、イラスト解説で関連知識も身につく!
<収録作品> ●小川未明 赤いろうそくと人魚 月夜と眼鏡 金の輪 野ばら 青空の下の原っぱ 雪くる前の高原の話 ●坪田譲治 魔法 きつねとぶどう 正太樹をめぐる 善太と汽車 狐狩り ●浜田広介 泣いた赤おに ある島のきつね むく鳥のゆめ 花びらのたび りゅうの目のなみだ
私は赤いろうそくと人魚をこれまでに何度も読ませて頂いています。昔、初めて読んだ時、とても悲しい気持ちになりましたが、なぜか私の心をとらえて離さない不思議な魅力がありました。ずっと毎年、読んでいました。おそらく100回以上読んでいると思います。このお話は神とは何か、人間とは何か、人間にとってほんとに大切なものは何かを教えてくれます。まるでダイヤモンドのようなお話です。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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