異世界ファンタジー大傑作!
はるか東方の隊商都市群の領有権をめぐって、騎馬の民ラーザとの戦いは激しさを増していく。エリンは、息子ジェシと過ごす時間を大切に思いながらも、 王獣たちの訓練を続けるのだった。王獣が天に舞い、闘蛇が地をおおい、<災い>がついにその正体を現すとき、物語はおおいなる結末をむかえる。大長編ファンタジーシリーズ堂々の完結巻!
獣の奏者Wが、7と8に分けて出版されたもの。文章はやはりとても良いです。
王獣と闘蛇の決戦の真相がやっと分かるのですが、エリンは命をかけて、これを今度は隠さないよう、真王に提言します。ラストは泣かずにいれません。これを子供向けに書いたのは驚きですが、大人にも絶対呼んで欲しい。
最後のジェシのその後は多少、意外でした。もっと活躍しそうと勝手に思ってたので。イアルのその後もちょっと意外。
ぜひみんなに読んで欲しい作品です。 (えみりん12さん 30代・ママ 女の子3歳)
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