「しりとりさんぽ」ってどんな散歩?
この絵本では、かなちゃんとなおきくん、きよかちゃんの三人の「しりとりさんぽ」が登場します。
まず最初のお散歩の季節は初夏、「ひろい うみ」が目の前に。
海の空気を胸いっぱい吸い込んだかなちゃんがどんどこ歩いて行くと「みどりの き」があらわれて!
その後に見つけた「きいろい じてんしゃ」に乗ってみると・・・!?
ママにしりとりで、今日の散歩を報告します。
なおきくんのお散歩は秋の「あおい そら」から始まり、なおきくんらしいダイナミックな「しりとりさんぽ」が展開。
更にきよかちゃんのお散歩はクリスマス!
「あたたかい もうふ」から飛び出して「ふわふわの ゆき」がふっている道を歩き、最後に出会ったのはなんと・・・!?
一体みんなのお散歩はどんな景色が見えたのでしょう。
どこまでも続く地平線、夕焼けにそまった空、立派にそびえ立つ富士山。
なんだか「しりとりさんぽ」って楽しそう。
ララランと歌を口ずさんでお散歩に出かけたら、目の前にある道や空、身の回りのものをよく見てみたらできるんだって!
いつも自由な発想でことばの面白さに気がつかせてくれる石津ちひろさんが教えてくれる「しりとりさんぽ」。
大らかでユーモラスな壁谷芙扶さんの絵が魅力的にお散歩風景を描き出します。
躍動感にあふれていて、次へ次へって進みたくなっちゃうんです。
さあ、読み終わったら親子で「しりとりさんぽ」に出かけてみましょうか。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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おさんぽしながらしりとりであそぼう
言葉遊びが得意な石津ちひろさんと、おしゃれでユーモラスな絵の壁谷芙扶さんによる「しりとりあそび」の絵本です。
女の子や男の子が、おさんぽをしながら、さまざまな人やいろいろなものに出会い、遊んだり楽しんだりしてお家に帰るまでを、しりとりで楽しく伝えています。
「かなちゃんの(初夏の)おさんぽ」「なおきくんの(秋の)おさんぽ」「きよかちゃんの(クリスマスの)おさんぽ」の3編を収めています。
親子でおさんぽするときの、言葉遊びやしりとり遊びのきっかけにもなってくれればと思います。ですので、お子さんが自分で読んで楽しむだけでなく、親子の読み聞かせにも最適な一冊となることと思います。
ぜひ読み終わった後に、お子さんといっしょに外に出て、自分たちの“しりとりさんぽ”を楽しんでください。
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