初夏のある日、野原小人のトリーが、小さな野原にホテルをひらきました。レストランもあるすてきなホテルは、動物や鳥たちが集ういこいの場。ところがある日、ホテルのうわさをききつけた乱暴者のテンが現れ…? ドイツで長く読みつがれてきた童話。四季折々の野原の暮らしを細やかに描いたオールカラーの美しい挿絵入りです。
私はこれまで様々なホテルにお世話になりました。それだけにこの本は楽しく読ませて頂きました。これは野原小人のトリーが野原におひさまホテルを作ったお話ですが、何よりも心地よく、ホットな気持ちにさせてくれます。おひさまホテルはいろんな動物や虫たちの心の拠り所となっていきます。私もおひさまホテルに行きたいと思いました。素晴らしいお話だと思います。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
|