ある日、アヒルは旅に出ました。広い世界を見に行こう! なかよくなった犬から、動物園にはいろんな動物がいるよと教わって、いってみると、シカやヤギ、カバ、ゾウ…いろんな動物に出会いました。「ぼくがアヒルだよ!」と見てもらい…? 動物写真家の先駆けイーラによる、動物たちをいきいきととらえた写真に、百冊もの絵本のお話を書いたベテラン、マーガレット・ワイズ・ブラウンが、楽しいお話をつけました。
白黒の写真絵本です。自分の意思で「そうだ、せかいを みにいこう!」と思って行動してるだけあって、生き生きとしているなあと思いました。アヒルが最初に出あった犬に、動物園を教えてもらって動物園を自由自在に探検できたアヒルでした。動物園は、自分の居場所じゃあないとわかったアヒルは、仲良しの犬の待つ砂浜へと戻っていき、日のあたる海辺で犬とずっと幸せに、「アヒルらしく のびのびとね!」暮らしました。素敵な写真絵本です。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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