元気な牡丹さん一家と幽霊のゆきやなぎさんとの奇妙な同居生活を描く。ひなびた温泉街が舞台の人情味あふれるファンタジー童話!
再読です。
7年前の読書記録に面白かったと書いてあったので、
引っ張り出して読み返しました。
ささめやゆきさんの絵がぴったりな感じです。
牡丹さん、エネルギッシュで前向き、元気いっぱいです。
そしてなんといっても、掘り出し物の奇妙な住居が魅力的です。
幽霊のゆきやなぎさんは、初めはええっと思ったものの、
今どきの幽霊なんですね。
昔風に言うとハイカラなおばあさん。
一家に一人こういう人がいるとなかなか良い。
ふしぎなことが次々と起こるちいさな温泉町。
フレディの存在がかなり大きくて、彼の好みも面白い。
戻ってきてほんとによかった。
宇賀さんもお気に入りのゲストでした。
ふしぎなお話がいくつもありましたが、ラストの初市の話が
印象深いです。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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