「夢デパート」って知ってる? 夢を持つことの大切さを伝える心温まるファンタジー小説。
いつもお兄ちゃんたちのお下がり品ばかりの主人公・かずまが欲しいのは新品の自転車。そんな愚痴をハムスターの小太郎に愚痴をこぼしたその夜、世界中の人たちの夢を集めた「夢デパート」に行くことに──。ハムスターが宅配便の運転手に変身したり、オペレーターになっていたり、ワクワクするようなファンタジーにあふれる展開で、夢をあきらめないことの大切を描いた児童小説。
子供の頃、大きくなったら何にでもなれる、夢はかなうと思っていました。この本を読んで、大人になる途中で何処かに置き忘れてきてしまった、あの頃のワクワクドキドキした気持ちがよみがえってきました。
純粋に夢をあきらめずにずっと思っていることの大切さを改めて気付かされました。
主人公と同じ年頃の我が子に「思っていれば、いつかきっと夢はかなうよ。」と背中をそっと後押ししたくなる感じです。
読み終えて、とても優しい気持ちになりなした。 (とらねこちゃんさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子6歳)
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