「やっと・・・・・・やっと、泣けた」 東日本大震災の被災地で、多くのご遺体と向き合い届けてきた別れのとき。それは遺された家族にとって、思い出が動きだすとき。
復元納棺師・笹原留似子さん。東日本大震災被災地に入りボランティアで三百体以上のご遺体を復元した。津波による遺体の損傷はひどく、遺族の悲しみをさらに大きくする。笹原さんの活動を通して生と死、命を
おくりびとや納棺師の言葉は知っていましたが、傷んだ遺体を復元して生前の姿に戻す人がいることを初めて知りました。
あの東日本大震災の壮絶な現場では、亡くなった人たちは家族も目を背けたくなるような姿に変わってしまっていました。
その亡骸をもとの姿に戻していく作業は、鬼気迫るものを想像してしまいます。
それを資金持ち出しにしてまで続けた笹原さん。
これ以上のボランティア精神はありません。
あの東日本大震災には、まだまだ学ばねばならない事があると思いました。 (ヒラP21さん 50代・パパ )
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