元気で腕白な機関車カンスケは、いつもたくさんのお客さんを乗せて走っています。速いスピードで駆け抜けると、まるで王様気分。しかしある日、カンスケの大嫌いなカミナリが鳴り出して……。困難を乗り越えて成長していく姿が描かれた、心温まる物語。きかんしゃカンスケシリーズ第1弾!
東田直樹さんが文章を書いているから、どうしても自閉症という事を考えてしまいます。
雷鳴が苦手なのは、東田さんと多くの自閉症の共通点でしょうか。
機関車のカンスケは東田さん自身のようです。
でも、人に対する感謝の思い、役立てることの喜び、文章力、自分の回りの自閉ちゃんの秘めた力を感じました。
ちなみに、この物語、発語や文字を書くことが苦手な作者が表現していることを忘れてはいけません。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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