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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

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十月・収穫、感謝のはなし いのこのまつり

十月・収穫、感謝のはなし いのこのまつり

作: 谷 真介
絵: 赤坂 三好
出版社: 佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 1991年09月
ISBN: 9784333015344

26×22cm 32ページ

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出版社からの紹介

老夫婦は猪に、「畑を手伝ってくれたら娘を嫁にやる」と、約束してしまいます。そして末娘が嫁ぐことになりますが…。田畑の収穫を祝う「亥の子祭り」の由来話

ベストレビュー

猪子祭り

猪子祭りそのものを知らないので、行事の絵本としてはあまり意識ができないのですが、お話としては面白く読みました。
三人の娘の末娘が、猿やカッパや鬼に嫁いでいく類話を思い起こすと、どうして末娘なのだろうと考え、当然上の姉たちの身勝手さを憂えてしまうのですが、本当は誰だって怪しげな輩に無条件で嫁ごうなどとは思わないのです。
それだけに、末娘の健気さ闊達さ明晰さに感じ入るのですが、このお話については残酷さが一番目についてしまいました。
こんな仕打ちを受けたら、祟りがあって仕方がないと思ってしまいました。
祭礼で猪の怒りを鎮めるというのも、人間の身勝手な封印に過ぎるようにも感じるのですが、せめて収穫を祝うことだけを考えることにしましょう。
(ヒラP21さん 60代・その他の方 )

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