海辺の町に引っ越してきた信斗に初めてできた友達は、明るくて水泳が得意な克彦でした。
克彦の愛犬のウィリーとともに散歩をし、憧れの女の子もできて、信斗は楽しい夏休みを過ごします。
けれども、水泳検定での失敗を境に、信斗はコンプレックスが爆発してしまいます。
克彦を無視し、他の友達を作るのですが……。
「ぼっち」とは、「ひとりぼっち」のこと。
みんな本当はひとり。
さみしいから、誰かと一緒にいたいのです。
ひとりぼっち同士が手をつないで、さわやかな友情を育みます。
<ここがポイント>
・友情の素晴らしさを伝えます
・主人公の心の成長に感動します
・海や磯遊び、プールなど、夏の風物が楽しめます
<編集者から>
みなさん、友達はいますか?
いつもひとりぼっちの人はいるかな?
友情はひとりぼっちでは成立しません。
でも、周りを見渡すと、だれかがあなたと仲良くなりたいと思っているかもしれません。
友達はたくさんいなくても大丈夫。
一人、また一人と、大事に友情の種を育てていきましょう。
このお話は、そんなひとりぼっちの味方になってくれます。
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