さんしょっ子はサンショウの木の精。かわいらしい女の子ですが、大好きな三太郎には見えないのです。さんしょっ子は思いを残しながら、風にのって旅立ちます。
山椒の木に住む妖精のさんしょっ子。
すずなという女の子と同じ想いで、幼なじみの三太郎に心を寄せていたのでしょうか。
見え隠れしながら、知られることなく共に成長したさんしょっ子ですが、だんだん透明になりながら、三太郎の苦境にお手玉という助けを届けます。
隣村に嫁いでいったすずな。
枯れてしまった山椒の木でしたが、さんしょっ子は、すりこ木となることで三太郎とともに暮らすことができるようになったのでしょうか。
なんだかすずなの想いが切なく感じられました。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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