クリスマスも間近なベルリン。ベティは仕事に追われ、疲れ切っていた。そんなベティが出会った大きなブタのぬいぐるみ「エーリカ」。聖なる夜、ピンクのブタが奇跡を起こし…。いっぷう変わったクリスマス物語。
分かれた夫のもとに旅する女性の物語。
旅立つときに見つけた大きな豚のぬいぐるみのエーリカとともに旅する女の気持ちが、意味深長に描かれていました。
エーリカはもう一人の自分なのでしょう。
結局旅は、彼の場所を通り越して、見知らぬ駅で、新たな世界へと続きます。
ゾーヴァの描く絵に際立ったエリーカの存在が暗示的です。
大人の物語です。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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