戦争で家をなくした人たちのためにアフリカへ送られることになったピンクの毛布。持ち主だった聖ちゃんがお花とハートのアップリケをつけてくれました。毛布が見た戦争の現実とは――(「砂漠の町のタチアナ」)。戦争によって引き裂かれた少女たちの友情を描く表題作他、児童文学作家が子どもたちに送る平和のための短編集。
親はもちろん、祖父母さえも戦争を知らない世代が多くなっている現代の日本の子供達。
戦争は日本人にとって昔のことになりつつあります。
でも、世界では今もなお戦争をしている国もあり。
平和について命について、想い考えてみる必要が時代が変わってもあると思います。
なかなか語れる人がいない分、本は大きな役割を担っていくでしょう。
親子で読んで考えたい1冊にも思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
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