ジョーゼフはお話を聞くのが大好き。図書館から借りてきたむずかしい本を、お話上手のママに読んでもらおうと思いました。でも、ママはいそがしいと言ってなかなか読んでくれません。ある日、ママは泣きながら、本当は読み書きができないのだとジョーゼフに打ち明けました。ママは、文字を学ぶための講座に通い始めます――。
ジョーゼフは本が大好き。
図書館の司書のリカードさんに読んでもらうのも大好きでした。優しい本は、自分で読むために、少し難しいのは誰かに読んでもらうため、二冊借りるようになりました。おかあさんのお話を聞くのも大好きでしたから、読んでもらおうとしたのですが、忙しくてなかなか読んでもらえません。何回もお願いしたある日、おかあさんは泣き出したのです。そのわけは、とても悲しい現実でした。
でもその後のおかあさんのとった行動は、とても素晴らしいものでした。子どもへの大きな愛をひしひしと感じました。きっと、より素敵な親子の時間を過ごすことができたと思います。 (おしんさん 50代・ママ )
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