はじめて学校へ行く朝。はりきってみせるが不安でいっぱいの弟・てつろうに、吟子は学校での「お楽しみ」を話す。それは、給食のあとの休み時間。春はおにごっこ、夏は虫とり、秋は枯れ葉のじゅうたん、冬は雪合戦。それでも勉強があるからいややというてつろうに、吟子は――。映画「おとうと」から生まれた2冊目の絵本。
発達障害の弟が小学生になりました。
嫌がる弟と一緒に登校しながら、一所懸命なだめすかすお姉さんのやさしさと思いやりが微笑ましく感じられます。
映画の「おとうと」を見ていない人には感情移入が難しいかも知れません。
50年前を知っている私には懐かしい学校風景です。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
|