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スミス先生とこどもたちは図書館へ。そこには司書のクリーパー先生が。青い髪、どす黒い目、青白い肌――なんだかおそろしい風貌です。クリーパー先生はスミス先生から本を受け取ると、お気に入りだというこわーいお話を読み始めました。すると、ひずめの音をとどろかせ、首のない騎士が本の中から飛びだしてきたのです!
読んだ本の登場人物が飛び出す本を持っているスミス先生シリーズ第3作目。
ある秋の日、スミス先生は担任する生徒たちを図書館に案内します。
紹介された司書、クリーパー先生は怪しい容姿、
しかも、スミス先生の本の中から怖い話を読んでくれるというのです。
案の定、怖いおはなしの登場人物が次々と!
日本の子どもたちには少し馴染みが薄いかもしれませんが、
これを機に調べてみるのもいいですね。
カボチャちょうちんもしっかり描かれていて、まるでハロウィーン。
そして途中からさながらパーティーになるから愉快ですね。
ところが、読書サークルでお年寄りが図書館に集まりだしたので、さあ大変。
登場人物たちに退席してもらわなければなりません。
主人公のザックも大活躍です。
ラストには、すごい余韻が潜んでいます。
本の楽しさはもちろん、図書館の楽しさもしっかり描かれていて
嬉しくなりました。 (レイラさん 40代・ママ 男の子18歳、男の子15歳)
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