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おやすみ、かけす

おやすみ、かけす

  • 絵本
作・絵: マリー・ホール・エッツ
訳: まさき るりこ
出版社: 大日本図書 大日本図書の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2008年11月
ISBN: 9784477019833

B5変型判

この作品が含まれるテーマ

『おやすみ、かけす』によせて

この本の中で、主人公の男の子は、カケスやカエルやヤギのなきごえに耳を傾けたり、
風にゆれる葉のそよぎに耳を澄ましたり、「おやすみ」とはなしかけたりしています。
『わたしとあそんで』(福音館書店)や『あるあさ、ぼくは』(ペンギン社)、『モーモー
まきばのおきゃくさま』(偕成社)などにも出てくるこのような動物たちは、みな、作
者のエッツにとって、幼いころから親しい愛すべきものとして、身近にあったようです。
ことばをかわし、それらと一体化して、静かで深い喜びを感じる子ども時代を過ごした
からこそ、このような絵本がうまれてきたのだと思えます。
 このようなエッツの絵本を楽しんだ子どもは、いつの間にか、自分も自然や身の回り
のものたちと一体化することができるようになり、日々を楽しく豊かに生きることがで
きるようになっていくようです。
 幼い時代に、いろんなものに耳を傾け、忙しい大人の生活の中では見過ごしてしまう
ようなことに目をとめ、喜びを感じたり楽しい思いをしたりすることが、子どもに与え
られた特権であり、ひいては、現実に処していく力を与えられ、大人となった時、心豊
かにくらしていける下地を作るのではないでしょうか。    
                        
                        2008年11月 

※訳者の間崎ルリ子さんの、本書に寄せた文章を掲載させて頂きました。

みどころ

幼い頃に読んで心に残っている絵本の1つに、エッツの『わたしとあそんで』(福音館書店)があります。
女の子がじっとしていると動物達がそっと近づいて来てくれる、その場面。
少し世界が変わった・・・というのは、私にとっては大げさな話ではありません。

エッツの名作をまた新しく読むことができる、その喜びに浸りながら「おやすみ、かけす」を手にとります。
声に出して読んでいくと、エッツの静かな時間がまわり始めます。
男の子と、男の子の目にする耳にする世界を感じることができます。
そして、動物たちに「おやすみ」の声をかけていく男の子。
発見の喜びや優しさに満ちた、静かなその時間を追体験できるのは、
余計な描写が何もないからこそなのかもしれませんね。
きっと幼いエッツにとっては、当たり前の光景だったのでしょう。
               
この洗練された言葉と優しく繊細な絵は、小さな子の心に直接語りかけてくれるはずです。
私達はゆっくり読んであげるだけで良いのです。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

出版社からの紹介

ちいさな男の子が、カケスやカエルやヤギの声に、耳をかたむけます。
風にゆれる葉のそよぎに耳をすましたり、「おやすみ」と話しかけたりします。
自然や身の回りのものたちに目をとめ、一体化して深い喜びを感じることができる、子どもならではの世界。
リズムのよい詩的なことばと洗練された絵で描いた、おやすみ前に読んであげるのにぴったりの絵本です。
ロングセラー「もりのなか」のエッツ、待望の新刊。



ベストレビュー

なんだかホッとします。

「カケス」って、よく絵本などの物語に登場しますが、実際どんな鳥なのかしら?って、改めて調べてみたんです。
そしたら、比較的人になれやすい鳥で、野生の場合秋から冬にかけて人里に下りてきて、春になると巣を作るために山に帰っていくそうです。雑食ですが、昆虫や木の実を好んで食べるとか、ハトよりやや小さく慣れやすいことから、庭に餌付けしている人が多いらしいです。

前に「子どもたちのために良質の絵本を選ぶ」という講座を受けたとき、講師にいらした元・司書の方が何度も言ってました。
「本物」を見せてくれる描き方をする作家の絵本は、ほとんどの場合、子どもたちの心をしっかりとらえてくれるそうです。

マリ・ホール・エッツの作品にはよく動物(鳥も含め)が登場します。
絵はあまりデフォルメされてなくて、“本物”によく似ています。
だからでしょうか?
ページ数も少なく、文章も短めですが、この絵本を読んでいるとゆっくりとした時間とホッとするような空間が漂っている気がしました。

低年齢のお子さんたちのお昼寝前などに、読んであげてはいかがでしょうか?
(てんぐざるさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子11歳)

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