どんどん くるくる なーにかな?
まずは、横からくるくる、パステルカラーのふわふわが棒にまきついたら?
ふわふわで甘くて、みんなの大好きな、そう、綿あめ!
どんどん くるくる なーにかな?
今度は、上からくるくる、さくさくコーンに冷たーいクリームが重なったら・・・・?
どんどん くるくる なーにかな?
おっと、そんな速さで回って大丈夫?!
早く回りすぎて七色に見えているのは、下から上へ、ぐるーり昇ってまた降りる、(本当はゆっくり)まわる遊園地の乗り物。さあ、なんでしょう。
こんな風に、くるくるまわしてできるもの、くるくるまわって動いているもの、いろんな「くるくる」が、出てきます。
人間の目を引きつける「回転の動き」。
この絵本は、小さい子がシンプルに「くるくる」を楽しめる絵本であり、
巻くことや回ることの形状の面白さ、動きの残像や色の混ざり合いなど、「くるくる」が起こす不思議を、自然に発見できる絵本でもあります。
身体感覚に訴えかける遊び心いっぱいの絵は、「ばけたくん」シリーズの岩田明子さんならでは。
身近な「くるくる」大集合!子どもたちの目を釘付けにする絵本です。
(掛川晶子 絵本ナビ編集部)
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