いつもぶつぶつ文句ばかりいっているフリツルさん。外の仕事がいやになって、おかみさんと仕事をとりかえてみますが……。
ゆかいなゆかいなおはなしシリーズ、これで19冊目だと思います。
今回は北欧の民話でした。「しごとをとりかえたおやじさん」という題名のものもありますね。
途中でぶたが死んでしまうところで息子と共にびっくりです。他の本でもそうだったのかな?またいろいろと読み比べてみたいと思いました。
お母さんの溜飲が下がるお話です。人の仕事についてあれこれ言うのはくれぐれもやめたいものです。
光吉さん、このシリーズでは昔話は二作品のようですが、昔話にも造詣が深かったようですね。
シリーズを読み進んで、もう読む本がなくなってきたのがさびしい限りです。
もう一度読み返してみたいと思っています。
このシリーズ、夏休みの低学年向けの読書としてもお勧めですよ。
子どもの頃に、良い本に出会っておくと、選書眼が磨かれると思います。実は、最近気がついたのですが、私が最初に買ってもらった本が光吉夏弥さんでした。
三つ子の魂ではないけれど、子ども時代に何を読むかが、大人になってからの読書傾向を左右すると思っています。ぜひこのシリーズ、お子さんと共に読んでいただきたいです。
そして、ご家族で読んで話し合ってみるとおもしろいと思います。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子7歳)
|