あら、ばななせんせいとほしぐみのこどもたちが朝のお散歩にやってきたようですよ。
真っ先に目に入ってくるのは、やんちゃなこなすちゃん。
高い木に登ったり、怖そうな犬に近づいていったり、橋の手すりの上を走ったり!?
とにかく気がつけば危ない所ばかりにどんどん行ってしまうのです。
「こなすちゃん あぶないよー」
みんなが心配しています。こにんじんちゃんなんて、一時も目を離せません。
絵本を読んでいるみんなだって、ハラハラしちゃいますよね。
でもだいじょうぶ。
ほしぐみにはばななせんせいがいるんです。
ばななせんせいのしょっているリュックの中には、なんだって入っているのです。
長いロープや、黄色いうきわ、犬がこわがるあんなお面まで!!
まるでばななせんせいには、今日起こることがみんな見えているみたい。
あぶなっかしいと思っても、気がつけばそれがみんな楽しい遊びになっちゃってるんです。
ばななせんせい、本当にすごい。
こんなおおらかで頼りになるせんせいがいるつちのこえん。うらやましいな・・・。
前作「ばななせんせい」に続く、つちのこえんを舞台にしたこの好評シリーズ第2作。
ほしぐみの小さなおともだち、こなすちゃんやこにんじんちゃん、こたまねぎちゃんやぐりんぴーすよんしまいちゃんたちと一緒に、無邪気に遊びながらお散歩する気分を味わってくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集部)
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