おばけのおうちって、こわいかな?いえいえ、表紙で集まっているのは、なにやら楽しそうなおばけたち。ママや赤ちゃんもいて、どうやら家族のようですね。おうちのドアをノックしてあけると・・・わあーっ、おばけが回りながら現れます。そう、ここはおばけのおうち。おじいちゃんとあかちゃんがお昼寝中なので静かにね。おばけたちの暮らしが、明るく楽しげなイラストで描かれていて、しかけでおばけならではの動きを楽しめます。ラストシーンは、おばけの家族がびっくりして飛び上がる!「おばけはおどろかせるのがとくいだけれど、びっくりすることもあるんだね!」 おばけたちが日頃どんなことをして暮らしているのか、絵本を開いてのぞいてみる、そんな楽しさのある絵本です。イラストの色使いが美しく、ちっともこわくなくて楽しげなおばけたちに親しみがわくことでしょう。すべての場面にねずみくんがいて・・・それを探すのも楽しみのひとつ。小さいお子さんのお気に入りの一冊になるといいですね。
(金柿秀幸 絵本ナビ事務局長)
だれのおうちかな?ノックしてドアをあけると・・・。 おばけのおうち!おばけのくらしをのぞいてみよう。
しかけ絵本って本当に子供は大好きですよね!
力の入れ具合が小さいお子さんには難しいかもですが(あまりに小さいと破きかねないので),でもやっぱり楽しいのは確かです。
ある程度の年齢になると(小学生くらい),このしかけはどうなっているのかな〜と興味が出てくるのもまたしかけ絵本を持つ魅力の1つに思います。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子8歳)
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