字を書き損じた!紙が破けちゃった!
角が折れちゃった!
カップの底のコーヒーで染みがついちゃった!
よくある、よくある。「あ〜あ、やっちゃった・・・」の瞬間。
子どもはもちろん、大人になっても、しょっちゅう・・・むしろ日常?なんて人もいるのでは。
「失敗!」と、紙を丸めてポイする前に。
ちょっと待って、ほら、こんなに楽しいものが隠れてる!
紙の破けた部分が、大きなワニの口に。
カップの底の染みは、紙をめくると・・あ!カエル!
クシャクシャに丸めちゃった紙だって、さあ何に見えてくる?
実際に紙が破けていたり角が折れていたりするのが、このしかけ絵本のユニークなところ。
紙の絵本だから表現できる、ちょっとリアルな失敗のシーン。
それが いろいろなしかけで、愉快で可愛い何かになって現れるのです。
ページごとに違う趣向のしかけは、ページをめくるたびにワクワクします。
「みかたを かえてみると、いろいろなものが みえてくるよ・・・ たのしいね!」
子どもたちには、失敗を恐れずのびのびお絵描きしたり、紙で遊んでほしいですよね。
大人もこの言葉で、日々の小さな失敗にちょっとした気持ちの余裕が生まれそう。
ポップで可愛い色合いとデザインで、ギフトにも喜ばれそうですね。
「うっかりやさん」と聞いて思い浮かべる誰か(家族・友達・それとも自分?)へのプレゼントにいかがでしょう!(笑)
(絵本ナビ編集部)
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