これまでの地球の歴史の中では、5つの大量絶滅――オルドビ紀-シルル紀境界、デボン紀後期、ペルム紀-三畳紀境界、三畳紀-ジュラ紀境界、白亜紀-古第三期境界――がありました。
本書では、まず、これらの5つの大量絶滅の前後にどのような生き物がいたのかを紹介し、次に、そうした生き物が絶滅した原因は何かを探り、最後に、人類と絶滅との関わりについて解説しています。
構成は次の通りです。<第1章>大昔におこった大量絶滅(絶滅をくりかえす生物たち、絶滅を教えてくれる化石、原生代末の絶滅、5つの大量絶滅、絶滅を生きのびた生物)、<第2章>さまざまな大量絶滅の原因(地球外天体の衝突、スーパープルーム、超新星爆発、スノーボール・アース)、<第3章>わたしたち人類と絶滅(大昔に生きていた人類、今おこりつつある大量絶滅!?、人類による絶滅の原因、絶滅があたえる影響)
生物多様性や環境問題について考えるヒントになる1冊です。
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