動物文学の最高峰を児童文学界の巨匠、前川康男が再話。だれもが楽しめるシートン動物記。全ページ総ルビ。豊富なカラー解説付。
私が小さい頃から持っている本を娘に読みました。
先に読んでいた『灰色グマワーブ』と同じように最後は
ちょっと寂しい物語ではあるのですが、この誇り高き
オオカミ王のロボにうっとりしてしまいます。
日本にもオオカミがいたらいいのになあとまで思ったり
(いたらいたで危険なことがたくさんあるのでしょうけれど)。
人間にとっては憎い敵であるオオカミですが、あまりに
このロボが賢いために、娘も私もオオカミよりの
気持ちで読んだのでした。
また、娘はロボがなぜ死んでしまったのかがよく理解
できないようで、説明をしてあげたのですが、きっと
「誇り高いために、人間からもらったものなど食べない」
なんてことはまだまだわからなかっただろうなあ。 (ぽこさんママさん 40代・ママ 女の子6歳)
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