あらすじ
あこちゃんは怪我をして入院をします。ようくんは毎日、魚の絵を描いてお見舞いにきてくれます。退院しても学校にいく勇気が出ないあこちゃんに、ようくんはやっぱり毎日魚の絵を届けてくれます。そして、月の夜、あこちゃんが窓のカーテンを開けると・・・・・・。
編集者からひとこと
交通事故に遭ったため、その道を通って学校に行くことができなくなったあこちゃんが、友だちの励ましを受けて元気をとりもどしていく姿を優しい目で描いています。「幼いころから月夜に歩くと海の底を歩いていると感じられてならなかった」という作者の思いが込められています。繊細で情感あふれる絵がお話の世界をより深めます。
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