新刊
そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

  • かわいい
  • 学べる
水木しげるのおばけ学校1 おばけ野球チーム

水木しげるのおばけ学校1 おばけ野球チーム

  • 児童書
作・絵: 水木 しげる
出版社: ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!

在庫あり

原則月曜から土曜は朝8時までの注文で当日発送
※お届け日は翌日以降(詳しくはコチラ

税込価格: ¥1,100

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • Amazon Pay

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

のびのび読みポプラ社

作品情報

発行日: 1980年06月
ISBN: 9784591012222

出版社のおすすめ年齢:中学年〜
22cm x 15.5cm 112ページ

この作品が含まれるテーマ

出版社からの紹介

けんじが墓場でひろったのは鬼太郎のバットだった。必死でとりもどそうとするおばけチーム。命をかけた試合がはじまった。

ベストレビュー

ズルと名誉欲は身を亡ぼす。

水木しげるのおばけ学校(1) 1980年初版、2000年で第27刷。
・おばけの野球チーム
・妖怪学校 の2話を収録。
あとがきに、鬼太郎の生い立ちが紹介されている豪華な一冊。

墓場を歩いていた少年けんじが、落とし物と思われる野球バットをひろう。それは打者が思った通りに打てる妖怪バットだった。素晴らしい打者として有名になった少年は、ある日、枕元に鬼太郎が立ち、バットを帰してほしいと頼まれるが…バットをめぐり少年たちと妖怪のチームが野球の試合をすることになった。

「はかばをあるいていると、きもちがよくなり…」という最初の描写が妙におかしい。実は私も墓場を歩いていると、なんだかすがすがしい気持ちになる時がある。特に、都内では谷中霊園など、巨大な「公園」と言っても差し支えないような墓場があり、歩きやすいこともあり、小春日和に散歩すると最高である。
そんな時に、妙な落し物があったら…拾わないけど、きっとこの話を思い出すだろうなあ。

2話収録されているが、いずれも小学校の少年が主人公になる話で、少年のズルさやイタズラ心が大変な事件を引き起こす。
イタズラはほどほどに。

2話目の妖怪学校では、極端な思想を持っている妖怪の先生がイタズラにたけた生徒を立派な妖怪に要請するという迷惑な授業を、頼まれもしないのに行っている。
イタズラを戒めるという意味もあるかもしれないが、私はむしろ、暴力教師が暴走している学校という、危険な状況を連想した。
この作品が書かれた80年代、私は小学生だったので、この手の暴力教師はまだまだ現役だった。今は、体罰の問題で、わかりやすい暴力は減ったらしいが、実際、変な考え方を生徒に無理強いする大人はまだまだいるのだろう、と、私は思う。
昭和の時代を感じさせる描写ではあるが、扱っている問題は現代も十分通じるものだ。
スゴイ話である。
(渡”邉恵’里’さん 30代・その他の方 )

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

1,320円
1,320円
1,430円
1,793円
1,430円

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

3,740円
275円
495円
550円

出版社おすすめ




編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

水木しげるのおばけ学校1 おばけ野球チーム

みんなの声(2人)

絵本の評価(4.33

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット

閉じる

入荷リクエスト
ありがとうございます

入荷のお知らせが欲しい方はこちら