新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

鉢の木

鉢の木

  • 絵本
文: たかし よいち
絵: 石倉 欣二
監: 西本 鶏介
出版社: ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!

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のびのび読みポプラ社

作品情報

発行日: 2005年11月30日
ISBN: 9784591089460

出版社からの紹介

雪深い里の一軒のまずしい家に僧が宿をたのんだ。主人はあたたかい火をと大切な鉢の木を薪にしたのだった。有名な謡曲の物語。

ベストレビュー

無二を思う

 絵の魅力に惹かれた一冊。

 監修西本氏の解説に、謡曲「鉢木」のえほんとある。
武士の道義を語る内容・・・そんなむずかしいこと・・・
そう思いながらページを繰ると

 天吹雪く真白のページに、笠目深の修行僧一人、
白一色雪覆う陋屋の小窓に、人肌漏れる女一人、
もてなしを恥入る主の、仙人枕噺に映す異国のまぼろし、
吹雪の外からページ中へ、破レ家主が入れる三鉢の木色、
上野国からいざ鎌倉、延々遥々道中に武士のハレ様痛々しさ・・・。
石倉画伯の、不思議な色の世界に誘われていく心地よさ。

 丹精込めた盆栽、唯一の老木を薪に・・・。
あぁ、この方に身を預けよう、そんな心境に人はなれるのか、信仰が見え隠れする本は苦手だが、主の心境が鏡のように自身に映るのがよく分かる。

 唯一無二「鉢の木」を無くし、陋屋の主は何を得たのだろう? 執権に回復せられた御家に安堵? そうではない。武士の誇りか? 人を信じ抜く自分か? それとも・・・。私は深く考え込んでしまった。

 ポプラ社に、感謝。
(もゆらさん 60代・その他の方 )

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