大好きなのに離れ離れになった父と娘。あまりに悲しすぎて二人はお互いの存在を心の箱にしまうことにしました。ささくれた心にじんわり届く切なくて優しい物語。
離婚することなり、家から出ていった父親を慕うジュリーに嫌いと言われ、悲しみに打ちひしがれ、こんな気持ちでは生きていけないと、ジュリーを心の箱に閉じ込めた父親。ジュリーも、お父さんを心の箱の中に閉じ込めました。二人の心の葛藤を描いていますが、離れていてもお互いに慕い合っているんだと思いました。お父さんの「ジュリー、会えないかな?」で、再会を果した二人ですが、これから先も気になりますが、素直に会いたいと言えてよかったと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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