「ぼく ひとりで できるんだよ」 そういって、しんちゃんは、ズボンをぬぎ、パンツをぬぎ、トイレに行き、とびらをあけ……。できてあたりまえに思いがちな子どもの行動には、こんなにいっぱいの「がんばり」がありました。作者の「もっと子どもをみてあげてほしい」という想いから生まれた、優しい気持ちと笑みがこぼれる絵本です。
*** 作者より ***
いくつになっても、子どもは母親にほめてもらいたいです。
いつだって、どんなときにだって、みててもらいたいのです。
この本をすべての母親に贈ります。(作・まどか ななみ)
この本の文章は、ほとんどが「まま みてて」です。
ひとつひとつの「まま みてて」にいろいろな想いがあります。
それを感じながら読んでみてください。(絵・宮西 達也)
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