段ボールの中からミカンと一緒にくるんと飛び出した、ぷうちゃん
ねこちゃんに「あそびましょ」っていうけれど、 ねこちゃんはお食事中みたい…。 おさるさんに「あそびましょ」っていうけれど、 おさるさんはおトイレ中みたい…。 わんちゃんに「あそびましょ」っていうけれど、 わんちゃんは歯磨き中みたい…。
みんなに「あーとーでー」といわれてしまい、 ぷうちゃんはつまらなくなって眠ってしまいます。 そんな、ぷうちゃんを呼ぶ声がして…。
今すぐ遊びたいのに「あーとーでー」といわれてしまうぷうちゃんに、 子ども達は「わかる、わかる!」と共感するのかな? それとも、「ねこさん、まだご飯食べてるのにねぇ」 「おさるさんのトイレ、じゃましちゃダメだよねぇ」とぷうちゃんを、たしなめるのかな?
子どもの反応を楽しみながら、親子で楽しんでもらいたい1冊。 同シリーズ『ぷぷぷのぷ』で子ども達のハートをつかんだ、 ぷうちゃんの魅力がさらに深まる赤ちゃん絵本です。
(木村春子 絵本ナビライター)
「ねこちゃん ねこちゃん あそびましょ」早起きした「ぷうちゃん」は、おともだちを誘います。でも、ねこちゃんも、おさるさんも、わんちゃんも、「あとでね」と遊んでくれません。待つことのできないぷうちゃんは、「あー、つまんなーい」とぷりぷり怒ってしまうのですが……。待てない子どもの気持ち、おともだちといっしょに遊べる楽しさがユーモアいっぱいに描かれた幼児絵本。親子で楽しめる、読み聞かせにぴったりの一冊。
『ぷぷぷのぷ』がキュートだったので、こちらも。
お、今度はみかん箱から登場。
元気に出発、晴れやかな笑顔がキュートです。
でも、お友だちからは「あとで」と言われて。
このシチュエーション、子どもにとってはよくあるだけに、
共感どころでしょうね。
「あー つまんない」のぷうちゃんの表情が迫真もの。
わかるわかる、その気持ち。
でも、ちょっと待てば、ほらね。
よかったね、ぷうちゃん。
小さい子向けおはなし会用にセレクト。 (レイラさん 50代・ママ 男の子30歳、男の子28歳)
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