心がこまやかなイヌのヒロシ。
アリとラグビーをしたり、空と海や、おなかとせなかが入れ替わりたがって
いることを知ったり、サイダーの悩みを聴いてあげたり。
イヌなのにお人よしで、さみしがり。
だまされているとわかっていても次々にあらわれる
弟妹と名乗るイヌたちに、とっておきのビーフジャーキーを全部あげてしま
います。インコにからかわれても「ほんとのきょうだいだと思ってしまっても
それはそれでいいじゃないですか、なにがわるいですか。」と答えます。
こんなイヌがいたら友だちになりたいなあ、と誰もが思うイヌのお話、幅広い読者に読まれています。
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