新刊
きみの話を聞かせて しろさめ作品集

きみの話を聞かせて しろさめ作品集(小学館集英社プロダクション)

全編透明水彩画で描かれたイラスト作品に、描き下ろしのショートコミックを大幅に加えた、待望の作品集!

  • 泣ける
  • かわいい
ロングセラー
ゆびたこ

ゆびたこ(ポプラ社)

  • びっくり
  • 役立つ
猫は生きている

猫は生きている

  • 絵本
  • 児童書
作: 早乙女 勝元
絵: 田島 征三
出版社: 理論社 理論社の特集ページがあります!

在庫あり

原則月曜から土曜は朝8時までの注文で当日発送
※お届け日は翌日以降(詳しくはコチラ

税込価格: ¥1,980

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • Amazon Pay

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

作品情報

発行日: 1973年
ISBN: 9784652020050

この作品が含まれるテーマ

出版社からの紹介

東京を焼け野原と化した大空襲。生きのこったのは…。戦争をにくみ、強く平和を願う作家と画家が生みだした迫力ある大型絵本。

ベストレビュー

それでも猫は生きている

なんとも救いようのない哀しいお話です。
昌男の家の軒下に住み着いた野良猫の「稲妻」とその子どもたち。
稲妻一家の生きる姿を通して子を思う親の気持ち、家族愛が伝わってくるのですが、それを戦争の悲惨さがこれ以上ない重苦しさと緊張感で包んでしまいました。
大空襲に見舞われた昌男の家族。
火の手から必死に逃げる姿と家族を思う心。
生きる望みが一つ一つ打ち砕かれていきます。
まさに地獄です。
畳みかけるような地獄の様の中で、昌男と母親は離ればなれになってしまいます。
川に逃げ込んだものの次々と息絶えていく人々。
その中で生き残りながら稲妻一家を岸に上がらせると力尽きて死んでいった昌男。
逃げ場を失いながら、子どもを守ろうとした母親。
最後まで期待したのだけれど、誰も助からなかった。
生き残ったのは猫たちだけ。
たくましさと悲惨さの中で、稲妻は生き続けなければいけません。
見ているものにとって、これ以上の衝撃はないのではないでしょうか。

戦争の悲惨さと平和を訴え続ける早乙女さん。
実体験を通して稲妻一家の中に早乙女さんがいるのではないでしょうか。
そして、激しいタッチの絵で見るものを圧倒する田島さん。
いつまでも大事にしていきたい絵本です。
(ヒラP21さん 50代・パパ 男の子13歳)

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

1,430円
1,320円
1,430円
1,430円
1,650円

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

4,730円
1,760円
3,080円
330円

出版社おすすめ




人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

猫は生きている

みんなの声(9人)

絵本の評価(4.8

何歳のお子さんに読んだ?

その他の方の声 1人

その他の方の声一覧へ

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット

閉じる

入荷リクエスト
ありがとうございます

入荷のお知らせが欲しい方はこちら