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星新一ショートショートセレクション(6) 頭の大きなロボット

星新一ショートショートセレクション(6) 頭の大きなロボット

  • 児童書
作: 星 新一
絵: 和田 誠
出版社: 理論社 理論社の特集ページがあります!

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税込価格: ¥1,540

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作品情報

発行日: 2002年07月
ISBN: 9784652020869

出版社のおすすめ年齢:高学年〜
B6 198ページ

出版社からの紹介

忘れっぽくてうたぐり深いエヌ氏は秘密を守るためにロボットを作り次つぎと改造していったが…。表題作など18話のSF短編集。

ベストレビュー

機能が増えても大きくなりません

 『星新一ショートショートセレクション6』(理論社)。
 表題作である「頭の大きなロボット」をはじめとして、18篇の「ショートショート」が収められた、児童書。
 装幀・挿絵(それぞれの作品にひとつ挿絵がついています)は、和田誠さん。

 「頭の大きなロボット」は、忘れっぽいという欠点をもったエヌ氏が秘書替りに作ったロボットのお話。最初はなかなかうまくいっていたが、次第に欠陥が出てきて、それを補う機能を追加。今度こそうまくいったと思ったが、さらに新手の欠陥が発覚。それならとさらに機能を追加。さらに追加、もっと追加。とうとう頭が大きくなりすぎてエヌ氏の上に倒れ込んでしまう。
 このショートショートを読んで、エヌ氏を馬鹿にできないことに気付かされる。
 最近のスマホにしてもどんどん機能が増えて使いこなせなくなっている。だからといって、星さんが描いた世界よりも現在はうんと進んでいるのだろう、機能がどんなに増えても機器は大きくなっていないのだから。
 ただ掌の中で、使いこなせない機能に啞然とするばかり。
 さすがの星さんも、そんな現代人の姿を予見できなかっただろう。

 ほかに面白かったのは、巻頭の「破滅の時」。
 ある時、宇宙からやってきた異星人が「このままだと地球は破滅する」と予告して死んでいく。それに慌てたのが、わが地球の人類。戦争なんかしている場合じゃない。公害が破滅の要因かもしれない。では、みんなで公害をなくそう。あれはどうだ、これは問題だ、と人類は地球の破滅を食い止めようと必死になって、ついに地球にやってきた異星人の星にお礼がいえるところまでよくなった。ところが…。
 こんな異星人、現れないだろうか。
(夏の雨さん 60代・パパ )

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