さて、考えてみて。
きみの家のこと。きみの住む町のこと。
どんな町に住んでみたい?何があったら嬉しい?
友だちとどんな所に遊びに行きたい?
「うーん・・・何となく想像がつかないなあ。」
そこでスギヤマカナヨさんが作ってくれた、こんな絵本!
ページをめくると、真っ白な画面。
そこに、まずは「ぼくの家」。
それから、ちょっと近くに「ともだちの家」。
すぐに遊びに行けるのがいいよね。
みんなで探検できる森や小川もほしいな。
大好きなカレーパンが売っているパンやも忘れちゃいけない。
弟にはケーキやさんもね。
こんな風に、子どもの自由な発想でアイコンが次々に置かれていくうちに、
だんだんと「ぼくの町」が出来上がっていきます。
学校はこの辺り。行き帰りはくねくねやジグザグの楽しい道がいい。
みんなの安全を守ってくれる警察署と消防署も必要だ!
・・・気がつけば、すごくにぎやかになってきた「ぼくの町」。
いいね、いいね。あとは「きみの家」に行くために、何があればいいのかな?
自分が好きな町をつくるって、すごく楽しい! 考えるって面白い!
この絵本は教えてくれます。
さあ、読み終わったらきみの番。
最後のページにある地図に「きみの町」を作ってみてね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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