新刊
はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

  • 笑える
  • びっくり
話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

ならの木のみた夢

ならの木のみた夢

  • 絵本
文: やえがし なおこ
絵: 平澤 朋子
出版社: アリス館 アリス館の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,540

「ならの木のみた夢」は現在購入できません

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • Amazon Pay

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

中面を見る

作品情報

発行日: 2013年07月07日
ISBN: 9784752006312

出版社のおすすめ年齢:5歳〜
20×19cm 40ページ

この作品が含まれるテーマ

みどころ

続きを読む
ならの木のみた夢

出版社からの紹介

おみやげを買ってくると言ったまま、帰らない少年を待ち続ける、ならの木。時が流れ、おじいさんになった少年は、大切な約束を思い出す。

ベストレビュー

フランス映画を観ているような                

この絵本のタイトルにある「ならの木」は漢字で書くと、「楢の木」だろう。
 絵を描いたのは平澤朋子さんで、彼女が描く「ならの木」も大きな葉が描かれているが、楢の木は落葉性の広葉樹の総称である。
 日本でもこの木は見ることができるが、この絵本の舞台はどうも日本ではない。
 町の名前が書かれているわけでもないし、絵本に登場する男の子に名前がついているのでもない。
 ただ、少年が行こうとしていた「おまつり」にはメリーゴーランドもくるそうで、そういう「おまつり」は日本ではなかなかないのではないだろうか。

 どちらかといえば、国籍不明の物語ではあるが、書いたのはやえがしなおこさんという日本の童話作家である。
 日本の風景を消し去ることで、ならの木と少年の生涯をかけての約束物語が世界中の人々にも読んでもらえる広がりができたともいえる。

 野原の若いならの木に、これから「おまつり」に行くという少年が、「おみやげに枝にぶらさげる鈴を買ってくる」と約束して行ってします。
 ところが、少年は戻ってこなかった。
 ならの木は何年も少年を待ち続ける。
 ある日、若者になった少年がならの木の前に立つのだが、彼はならの木にした約束を思い出すことはなく、立ち去っていく。
 もっともっと年が過ぎ、少年も年老いた男になっている。
 そして、ある日、彼はならの木とした約束をふいに思い出すのだった。

 短い物語ながら、少年のたどった厳しい人生と約束を待ち続けたならの木の人生がフランス映画のようなしっとりした味わいをもった作品に仕上がっている。
(夏の雨さん 60代・パパ )

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

1,430円
1,320円
660円
1,495円
1,430円

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

275円
550円
1,848円
495円

出版社おすすめ




児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

ならの木のみた夢

みんなの声(3人)

絵本の評価(4

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット

閉じる

入荷リクエスト
ありがとうございます

入荷のお知らせが欲しい方はこちら