秋って、どうしてこう、いろいろな物が美味しくて
ついつい食べ物のことばかり考えてしまうのでしょう。
「いっしょにつくろう!」シリーズでは、親子で気軽にチャレンジできる季節別の保存食と
その季節にぴったりの行事食を紹介してくれます。
保存食にすると、食材の甘みや風味も増すばかりか
生よりも長期間楽しむことができる上、栄養価も高くなります。
知っておいて絶対に損はない、昔の人たちから受け継いだ知恵。
実際に作るとなると、興味はあってもなかなか手を出しにくいと思っていた保存食でしたが、
この本を読むかぎり、たくさんのイラストと丁寧な手順で解説してくれているので
私でもチャレンジできそうです。
おやつにぴったりの干し芋やドライフルーツ。
栗の甘露煮は、冷蔵庫で2週間。シロップごと冷凍するとなんと三ヶ月も保存可能なのです。
いつでも甘露煮が食べれるなんてなんという贅沢!
そして、料理のアレンジに重宝しそうなのが、干しきのこ。
完全にドライにしておけば、なんと約半年ももつのです。
ちょっと食材がないときでもお味噌汁や煮物にすぐに使えるのでとても便利。
お店で買ってしまいそうになるあじの一夜干しや福神漬けも意外に簡単にできそうですよ。
そして保存食ももちろんですが、秋を味覚で味わうのなら、やっぱりお月見やお彼岸に月見団子やおはぎもたべたい。
そんな欲張りさんも満足させてくれる内容になっています。
はじめての保存食作りに挑戦したいビギナーさんたちにおすすめです。
一通り作れるようになったら、是非同じシリーズの冬、春、夏の保存食・行事食にもお試しくださいね。
私も今年こそは、保存食を極めてみたいと思います!
(富田直美 絵本ナビ編集部)
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福神漬けや干し芋、栗の渋皮煮などが作れます!
実りの秋の食材で保存食を作ってみませんか。芋、栗、りんご、アジ、きのこなどでおいしくて体にいいレシピがいっぱいです。
夏の暑さもおさまり、空気が乾燥するこの時期。少しだけ手を加えて、お庭やベランダに干すだけで、ぐっと甘みや風味がまし、生よりも長い期間食べられることができるようになります。風と太陽の力で、食べものをおいしく変化させてみましょう!
月見団子やおはぎなど、秋の行事の由来や作り方も載ってます。
この本にのっている主な保存食・行事食
干し芋 栗の甘露煮 栗の渋皮煮 福神漬け ドライフルーツ あじの一夜干し 干しきのこ
月見団子 おはぎなど。
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