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おたんじょうびをひとりぼっちでむかえた魔女。 人形のかたちのケーキをやき、「ハッピ-バースデー」をうたわせたり、おどらせたり、それから自分をわらわせるよう命じたりします。 そして、最後に人形を食べようとしますが……。 自分をしあわせにするよう主張してばかりいた魔女が、他人を喜ばせることでしあわせを感じるお話です。
魔女はひねくれもので寂しがりやだったのでしょうか。
自分の誕生日にと、ケーキ人形を作って、寂しさを紛らわせます。
それは人形を様々な命令に従わせて、しまいには食べてしまうということでした。
でも、魔女は人形に心を与えてしまいました。
人形の仕返しに、気づけば魔女は癒されていきます。
とてもヒューマニックな展開に、心も和みました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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