ノボルとクダルは、山の中にたたずむバス停です。このバス停を利用するたったひとりのお客さん、アイコさんの姿が最近見えません。実は足の具合が悪くて、外出が少なくなっていたのです。ならば、自分たちがアイコさんの家の近くに移動しようと……。ユーモラスで心あたたまる絵本です。
双子のバス停のノボルとクダルは、とても優しいです。
アイコさんは、双子のバス停を利用するたった一人のお客さんで
す。アイコさんが、膝がいたいみたいで、少し歩いては、休んで
いて、長く歩くのが辛そうだと知ったノボルとクダリは、アイコさん
の家の近くまで移動しようと、毎日コツコツと努力して頑張って
移動しました。とても心優しい双子のノボルとクダリにバスをまっ
ている間にタンポポの首飾りを作ってバス停の平たい頭に、一つ
ずつかけてあげるアイコさんも優しいなあと思いました。
バス停は、金メダルをもらったよう気持ちになって、背筋をピン
と伸ばしたバス停は、優しい思いやりがあって見習いたいと
思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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