新刊
きみの話を聞かせて しろさめ作品集

きみの話を聞かせて しろさめ作品集(小学館集英社プロダクション)

全編透明水彩画で描かれたイラスト作品に、描き下ろしのショートコミックを大幅に加えた、待望の作品集!

  • 泣ける
  • かわいい
話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ
ねずみ女房

ねずみ女房

  • 児童書
作: ルーマー・ゴッデン
絵: ウィリアム・ペン・デュボア
訳: 石井 桃子
出版社: 福音館書店

在庫あり

原則月曜から土曜は朝8時までの注文で当日発送
※お届け日は翌日以降(詳しくはコチラ

税込価格: ¥1,320

絵本ナビ在庫 残り7

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • Amazon Pay

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

中面を見る

作品情報

発行日: 1977年03月
ISBN: 9784834005400

自分で読むなら・ 小学中学年から
24×16cm・52頁

【絵本ナビ×福音館】福音館の絵本とグッズ、そろってます

出版社からの紹介

平凡に暮らしていたネズミが、ある日、捕えられているハトが野にあこがれる様に強く心打たれ、渾身の力で、かごの戸を開けてやります……。美しい魂の輝きが伝わってくる珠玉の名編。

ベストレビュー

このねずみに勇気をもらった女性は多いだろう 

 いささか古めかしいタイトルで、現代の子供たちが読みたい気分になるか、心配になります。
 原作が英国で出版されたのが1951年で、石井桃子さんの翻訳で日本で刊行されたのが1977年ですから、その当時であればまだこのタイトルでも違和感はなかったのかもしれません。
 今なら原題の「THE HOUSEWIFE」をそのまま使ってもいいような気がしますが。
 こういういい作品は、色々な工夫をして、現代のたくさんの子供たちにも読んでもらいたいものです。

 バーバラさんという独身の婦人の家に、そのねずみは住んでいました。
 「女房」というだけあって、彼女にはご主人も子供もいます。
 でも、このねずみはほかのねずみとちがっていました。
 何がちがっていたかというと、今持っていない何かが欲しかったのです。
 そんなめすねずみの住む家に、すなわちバーバラさんの家に、ハトがやってきます。
 森でつかまえられたこのハトは鳥かごの中にいれられています。
 そのかごにめすねずみは近づいて、ハトからいろんなことを教えてもらいます。
 飛ぶということや、家の外のことなど。
 そんなめすねずみをおすねずみ、つまり夫のねずみが「気にくわん」と叱ります。最後には暴力までふるいます。
 それでも、めすねずみはハトのところに出かけつづけ、とうとう鳥かごからこのハトを逃がしてあげます。
 ハトが飛び去った窓から、彼女は星を見ます。
 多くのねずみが見ることのない、星を彼女は見ることができたのです。

 女性の立場が現代よりもうんと拘束されていた時代、この一匹のねずみ女房の思いと行動に感銘をうけた人は、そしてこれからも受ける子供たちはたくさんいることでしょう。
(夏の雨さん 60代・パパ )

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

1,430円
1,430円
1,650円
990円
1,980円

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

1,980円
1,650円
880円
1,100円

出版社おすすめ




いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

ねずみ女房

みんなの声(6人)

絵本の評価(4.29

何歳のお子さんに読んだ?

  • 0歳 0
  • 1歳 0
  • 2歳 0
  • 3歳 0
  • 4歳 0
  • 5歳 0
  • 6歳 1
  • 7歳 0
  • 8歳 0
  • 9歳 0
  • 10歳 0
  • 11歳 0
  • 12歳〜 0
  • 大人 5
プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット

閉じる

入荷リクエスト
ありがとうございます

入荷のお知らせが欲しい方はこちら