クルピラは森と動物を守る森の番人のような存在で、自然を破壊する者や楽しみのために動物を殺す人間をこらしめたりします。クルピラにまつわる数限りない伝説がブラジル全土に伝えられています。
「こどものとも世界昔ばなし旅シリーズ」ブラジルに移住している日本人が、原住民族の村の人たちの暮らしぶりをイメージして絵本にしたもの。
イラストの方の担当は、生粋のブラジル人の方で、うっそうとしたジャングルを白黒のペンでのみ表現していて、とても雰囲気が出ていました。
この絵本のように、古いならわしの通りに生活している民族は、不思議な神様(自然)やそこに生きる生き物たちと、とても上手にかかわり合いながら、生きているのがわかります。 (てんぐざるさん 30代・ママ 女の子12歳、女の子7歳)
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