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朝露に濡れた葉を虹色に光らせ、きゃべつ畑の一日が始まります。そこでは、きゃべつに卵を産みつけるチョウや、葉を食べるアオムシをはじめ、アリ、トノサマガエル、アシナガバチなど、様々な生き物が懸命に生きています。昼間にアオムシをおそうハチ、雨上がりにさなぎから飛び立つチョウ、夜に活動する虫……。一日のそれぞれの時間に見ることのできる生き物たちのドラマを、見事な観察眼と確かな筆致で躍動的に描きました。
このお話は、キャベツ畑にたくさん集まってくるたくさんの生き物たちがキャベツを食べたりして生きている様子を描いたお話でした。小さな生き物たちに焦点を当ててみてみると、キャベツはとっても大きくて食べきれないほどでした。大きなキャベツにかぶりつくたくましい生き物たちが素敵な絵本でした。 (イカリサンカクさん 30代・ママ 男の子8歳)
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