「おべんと おべんと クマさんのおべんとう
サンドイッチを ぎゅぎゅっとつめて どこでたべる? だれとたべる?」
わらべ歌のようなリズミカルな文章にのって、動物や人間たちが色々なお弁当を作ります。完成したらそれを持ってお出かけ。夏にクマさんが、秋におばあちゃんが、冬にねずみさんが作るお弁当は、誰とどこで食べるためのものでしょう? お弁当の中身にもヒントがあるかもしれません。親子で想像してからページをめくってみてください。そして、待望の春がやってきて、たくさんのおにぎりを作った子どもたちが向かった先は……?
お弁当は一人で食べてもおいしいけれど、誰かと食べるとまた格別のおいしさ。アルミ板から切り出すというユニークな技法で描き出す四季折々のお弁当の中身も、見ていて楽しいものばかりです。読み終わったあとは、きっとお弁当を作って外に出かけて行きたくなりますよ。
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