最初のページには、こんな問いかけがあります。 「えだまめは大きくなると何になる?」。
この答えを知らない子は、意外と多いのではないでしょうか。 恥ずかしながら私は、大人になってから知りました。 「答えは『大豆』」です。
えだまめはいつから食べられるようになったか。 どうしてえだまめと呼ばれるのか。 大豆になるにはどんなプロセスがあるのか。 えだまめは細長いのに、どうして大豆はまん丸なのか……。
こんな疑問のいろいろが、絵本をすみずみまで読むとすべてわかります。 主人公は、えだまめのような三つ子の男の子たち(えだまめって、たいてい三つ子なんですって!)。 彼らと一緒に物語の中で、えだまめと大豆を知る旅にでかけませんか?
調べ学習にも向く一冊です。 読むともれなく、えだまめが食べたくなってきます。
(てらしまちはる ライター/こどもアプリ研究家)
子どもに大人気のえだまめ(大豆)の本です。
すでにえだまめは、平安時代に食べられていたと言われています。えだまめと呼ばれるようになった由来から大豆になるまで、大豆の栄養価からその活用食品類、日本人には欠かすことができない調味料の原料など、絵と解説で分かりやすくまとめています。
私も子供たちも大好きなえだまめ。
ちょうど今が旬の食べ物なので、よく食卓にも上ります。
そのえだまめが詳しく解説されているというので、読もうと思いました。
平安時代から食べられるようになったとか、江戸と京阪での売られ方が違うとか、えだまめの歴史・文化などがわかって、大人も勉強になりました。
えだまめを使った料理、「ずんだもち」「おにぎりサラダ」のレシピなども載っていて、楽しい絵本です。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子13歳、男の子10歳)
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