あれ?あれれ?
この題名はどこかで聞いたことがあるような。
・・・いえいえ、『さる・るるる』ではありませんよ。
『さる・るるる・る』です、間違えないでくださいね。
そうです!全国津々浦々老若男女の五味太郎ファンのみなさん。
お待たせしました、ついにあの名作シリーズの新作が登場したのです。
今回も、もちろん終わりはすべて「る」。
さる・いる さる・くる
さる・でる さる・くる
さる・はる さる・くる
・・・結構な勢いでさるが来ているようですが。
一体なにが起こっているのでしょう。
絵本を読めばすぐにわかります。
久しぶり(?)の「さる」たちは、絵本の中でさらに自由に奔放にあばれまわっています。
こんなに言葉が限られているのに、本当に不思議。
何回読んでもおもしろくて笑っちゃうのです。
『さる・るるる』初版1979年。
『さる・るるる one more』1991年。
そして、ついに2014年にこの『さる・るるる・る』は驚きの23年ぶり!!
リズム感、発想、ユーモアセンスを改めて堪能しながら、でも最後には「お!」ってなる展開もあって。それは読んでのお楽しみ!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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