インドでは、昔から、人は死んだらほかのものに生まれかわりそれをくり返すという考え方がありました。
これを「輪廻転生」といいます。仏教をひらいたおしゃかさまへの尊敬が「輪廻転生」と結びつき、おしゃかさまが悟りをひらいたのは、いくつもの前世でよい行いをしてきたからだと信じられるようになりました。
そうして生まれたおしゃかさまの前世のおはなしが、ジャータカ物語です。
「大きな音」、「おしゃべりなかめ」、「ともだち」、「ほりあてた金貨」など21のおはなしをおさめました。
お子さんに育みたい「やさしさ」と、おとなが忘れかけた「まごころ」のつまった1冊です。
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